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『池田大作 宮本顕治 人生対談』

池田大作、宮本顕治・共著
『池田大作 宮本顕治 人生対談』

204ページ
毎日新聞社、1975/12/20発行
初出・毎日新聞

国会図書館請求記号 HM191-67

1973(昭和48)年に行なわれたジャーナリスト大森実氏と池田大作氏の週刊現代での「大森実の直撃インタビュー」をきっかけに実現した“ビッグ対談”。

対談は1975(昭和50)年7月12日に、ホテル・ニューオータニの山茶花荘で行なわれた。

当時、毎日新聞東京本社編集局長であった五味三勇氏が企画し、1974(昭和49)年の暮れから池田・宮本両氏と折衝し半年以上をかけて実現した対談である。

1975(昭和50)年7月13日付の読売新聞はこの対談に関しての自民党の「衝撃」を伝えた。

7月15日から毎日新聞紙上で、『宮本顕治 池田大作 人生対談』の連載がはじまったが、同日夜、公明党の竹入義勝委員長が池田大作氏と面談した。

翌7月16日には、青木亨副会長が『聖教新聞』に「池田・宮本会談について 人間次元で平和・文化語る」と題する一文を掲載して、対談は「組織的共闘を意味するものではない」「政治抜き」のものであると火消しにつとめた。

この時点では創価学会と日本共産党との「十年協定」の存在はまだ伏せられていた。

つまりこの対談は「十年協定」公表の緩衝材として位置づけられていたと思われる。

対談全体としては生臭さを消したものであるが、各所に興味深い記述もあり、資料性はある。

今後、この編が復刻再刊されることはないだろうし、『池田大作全集』に収録されることもないだろう。

創価学会や池田大作氏について考えるための資料とはなるが、関心の無いひとにとってはほとんど無用無価値の1冊だろうd0153496_162741.jpg

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【目次】

巻頭カラー写真
目次

平和について
 二十年前の出会い/11
 入信・入党に機縁/18
 ルビコンを渡る/22
 レニングラード攻防戦/26
 “世界市民”の良心/29
 原点としての中道/33
 共存は人類の英知/37
組織について
 組織の理念と活力/45
 真理を確信して/49
 “組織嫌い”の風潮/53
 組織悪はどうして/57
 “人間の論理”に立って/61
 組織の主人公に/65
 地方の活動を尊重/69
 世代の調和を重視/73
 若い人材を生かす/77
 次代の指導者を待望/81
文学について
 文学を語ろう/87
 『「敗北」の文学』の陰に/90
 革命とロマンを/94
 文学精神の衰弱/98
 人間文化の多様性/102
 次代を超える作品/106
 自然の美と心/109
 國土と民族/114
 心に残る『万葉集』/117
 現代の誌情/122
伝統文化と歴史について
 伝統文化の保存を/129
 “反戦万葉集”の夢/133
 「西洋」と「東洋」/138
 人類社会の「前史」/142
 変革の歴史と人間/146
 偏見なき話合いを/151
 愛と良心の基底/155
青年と婦人について
 現代青年への期待/163
 婦人の地位と活動/167
 開かれた家庭/171
 家庭教育と父母/175
 母を悲しませるな/179

編集注記/189〜200

あとがき(毎日新聞東京本社編集局長・五味三勇)/201
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by siawaseo_anatani | 2013-08-23 16:27 | 資料紹介