FBI(笑)Oh My Buddaha !・直接間接を問わず、関係・関連することがらを含めメモしていく。過去の記事も加筆訂正することがある。


by FBI(笑)Oh My Buddaha !

カテゴリ:資料紹介( 32 )

「ある対話 1957 戸田城聖 創価学会 日本共産党(02)」
http://siawaseo.exblog.jp/16552257/
より続く。

戸田城聖全集未収録。
編集著作権あり。


・・・・・・・・・・・・
「心配な創価学会の役割」
「百年たてばわかる」


神山 あんたはこのごろすっかり人気者になっちゃったじゃないの。

戸田 それが迷惑で闘っているのだよ。
僕はわがままものでね、寝たいときは寝ているし、しゃべるときはしゃべっているし、それがいまは、寝てるところを起こされて、それで先生に会ってしゃぺらなければならない。
こういう運命は楽じゃないよ。

神山 ウン、それは楽じゃないな。
そこをあんたがどう感じているか、と……。

戸田 困っている。いやだよ。
それは、人気者になったということはいいけれども、それでめし食っているわけでもないしね。
……先生も飲みなよ。
……僕らは誤り伝えられているのですよ。
共産党に反対だとか、社会党に反対だとか、自民党の分派だといわれたり。
わしはそういう考えはありませんぞ。
社会党でも自民党でもやろうじゃないか。
応援してやるよ。
自民党が良いと決まってないのだから、ということだ。
岸がやっていることがいいとは決まっていないのだから。
そうでしょう。労働運動も絶対大事な権利ですよ。

神山 世間の一部じゃ、あんたのところが岸に使われている、といったり、旧軍人にのっとられるとか、ファシストの組織になるとか、書いたりしている。
それと、さらに宗教学者の中じゃ、あんたのところの学会の演じる役割とその結果について……。

戸田 おい、ウイスキー持ってこい。
先生のビールにも入れよう。
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by siawaseo_anatani | 2013-07-29 00:41 | 資料紹介
創価学会には教学部員制度があります。

現在は、

任用試験合格で助師
初級(3級)合格で助教授補
中級(2級)合格で教授補
上級(1級)合格で教授

()の中の級は「青年教学」と呼ばれ青年部員での呼称で、壮年部と婦人部は初級中級上級と呼称しています。

昔は、任用合格で助師で、そのあとは、

講師
助教授補
助教授
教授補
教授


で、教授の中から池田大作さんが「師範」を数名任命していました。

長くなりますが、創価学会教学部員のカリキュラムを参考のためにアップします。

カリキュラムについては現役の創価学会員のひとたちも詳しくは知らないようです。

以下は、創価学会教学部編『教学入門』聖教文庫、1972(昭和47)6年月6日発行より

・・・・・・・・・・・・・・・
教学部員カリキュラム(教科課程)

このカリキュラムは教学力を着実に養うために、助師から教授にいたるまでの各クラス別に編成されたものです。日蓮大聖人の御書を系統立てて研さんしていくうえで一つの基準、めやすを示すものであります。

※小説「人間革命」は全教学部員の必須教材とする。


【助 師】

御消息文、特に有名な御書のマスター(教学行事・座談会で使用されている御書)

◯必須10編

種種御振舞御書(0909ページ)
佐渡御書(0956ページ)
聖人知三世事(0974ページ)
兄弟抄(1079ページ)
経王殿御返事 (1124ページ)
聖人御難事(1189ページ)
日女御前御返事[御本尊相貌抄](1243ページ)
阿仏房御書[宝塔御書](1304ページ)
諸法実相抄(1358ページ)
異体同心事(1463ページ)

◯準必須20編

華果成就御書(0900ページ)
可延定業書(0985ページ)
治病大小権実違目[治病抄](0995ページ)
太田入道殿御返事[業病能時事](1009ページ)
曾谷殿御返事[成仏用心抄](1055ページ)
兵衛志殿御返事[三障四魔事](1090ページ)
四条金吾殿御返事[煩悩即菩提御書](1116ページ)
四条金吾殿御返事[此経難持御書](1136ページ)
四条金吾殿御返事[衆生所遊楽御書](1143ページ)
四条金吾殿御返事[八風抄](1150ページ)
四条金吾殿御返事[法華経兵法事](1192ページ)
檀越某御返事(1294ページ)
新池御書(1439ページ)
三沢抄[佐前佐後抄](1487ページ)
上野殿後家尼御返事[地獄即寂光御書](1504ページ)
上野殿御返事[梵帝御計事](1537ページ)
南条殿御返事[法妙人貴事](1578ページ)
白米一俵御書(1596ページ)
身延相承書[総付嘱書][日蓮一期弘法付嘱書](1600ページ)
池上相承書[別付嘱書][身延山付嘱書](1600ページ)
日興遺誡置文(1617ページ)

※必須については、助師のときにぜひともマスターしてほしい御書で、準必須は助師・
講師の段階で一通り勉強してほしい御書である。


【講 師】

1.助師にあげた必須、準必須の御書を必ずマスターすること。
2.重要御消息文50編(別掲)についても研さんすること。
3.以上に加えて、次にあげる御書を研さんしてほしい。(◎印は特に重要な御書)

◎一生成仏抄(0383ページ)
◎如説修行抄(0501ページ)
◎顕仏未来記(0505ページ)
◎諌暁八幡抄(0576 ページ)
宿屋入道への御状(0169ページ)
北条時宗への御状(0169ページ)
宿屋左衛門光則への御状(0170ページ)
平左衛門尉頼綱への御状(0171ページ)
北条弥源太への御状(0172ページ)
建長寺道隆への御状(0173ページ)
極楽寺良観への御状(0174ページ)
大仏殿別当への御状(0174ページ)
寿福寺への御状(0175ページ)
浄光明寺への御状(0175ページ)
多宝寺への御状(0176ページ)
長楽寺への御状(0176ページ)
弟子檀那中への御状(0177ページ)
一昨日御書(0183ページ)
法華初心成仏抄(0544ページ)
法華経題目抄(0940ページ)
四菩薩造立抄(0987ページ)
諸経と法華経と難易の事[難信難解法門](0991ページ)
法蓮抄[父子成仏抄](1040ページ)
祈祷抄(1344ページ)

○それに準教材として「創価学会入門」を用いる。


【助教授補】

1.助師・講師にあげた御書をマスターすること。
2.重要御消息文50編(別掲)についても研さんすること。
3.以上に加えて、次にあげる御書を研さんしてほしい。

立正安国論(0017ページ)
開目抄(0186ページ)
撰時抄(0256ページ)
報恩抄(0293ページ)
教行証御書(1276ページ)

○それに準教材として「創価学会入門」を用いる。


【助教授】

1.助師・講師・助教授補にあげた御書をマスターすること。
2.重要御消息文50編(別掲)についても研さんすること。
3.以上に加えて、次にあげる御書を研さんしてほしい。

如来滅後五五百歳始観心本尊抄[観心本尊抄](0238ページ)
木絵二像開眼之事[法華骨目肝心](0468ページ)
当体義抄(0510ページ)
三大秘法禀承事[三大秘法抄](1021ページ)
曾谷入道殿許御書[五綱抄](1026ページ)
生死一大事血脈抄(1336ページ)
草木成仏口決(1338ページ)
富士一跡門徒存知の事(1601ページ)
五人所破抄(1610ページ)

4.助教授より「六巻抄」を用いる。

三重秘伝抄
文底秘沈抄


【教授補】

1.助師から助教授までにあげた御書をマスターすること。
2.以上に加えて、次にあげる十大部等の御書を研さんしてほしい。

唱法華題目抄(0001ページ)
法華取要抄(0331ページ)
四信五品抄(0338ページ)
下山御消息(0343ページ)
本尊問答抄(0365ページ)
御義口伝(0701ページ)

3.六巻抄(助教授の教材に加えて)
依義判文抄
末法相応抄
当流行事抄


【教 授】

1.御書全編に通ずる。
2.六巻抄全部に通ずる。



【助教授までにマスターすべき重要御消息文50編】

清澄寺大衆中(0893ページ)
新尼御前御返事(0904ページ)
富木殿御返事(0962ページ)
土木殿御返事(0963ページ)
法華行者逢難事(0965ページ)
富木尼御前御返事[弓箭御書](0975ページ)
転重軽受法門(1000ページ)
曾谷入道殿御返事[如是我聞事](1057ページ)
秋元殿御返事[五節供御書](1070ページ)
四条金吾女房御書[安楽産福子御書](1109ページ)
月満御前御書[月満誕生御書](1110ページ)
四条金吾殿御消息[竜口御書](1113ページ)
同生同名御書(1114ページ)
王舎城事(1137ページ)
四条金吾殿御返事[智人弘法抄](1148ページ)
四条金吾殿御返事[世雄御書](1165ページ)
崇峻天皇御書[三種財宝御書](1170ページ)
中務左衛門尉殿御返事[二病抄](1178ページ)
四条金吾殿御返事[源遠長流御書](1180ページ)
四条金吾殿御返事[石虎将軍御書](1185ページ)
寿量品得意抄(1210ページ)
日妙聖人御書(1213ページ)
乙御前御消息[身軽法重抄](1218ページ)
弥源太殿御返事[善悪二刀御書](1226ページ)
さじき女房御返事[帷供養御書](1231ページ)
妙密上人御消息[法華経功徳抄](1237ページ)
妙一尼御前御消息[冬必為春事](1252ページ)
大悪大善御書(1300ページ)
千日尼御前御返事[雷門鼓御書](1315ページ)
松野殿御返事[十四誹謗抄](1381ページ)
松野殿後家尼御前御返事[盲亀浮木抄](1390ページ)
妙法尼御前御返事[一句肝心事](1402ページ)
妙法尼御前御返事[臨終一大事](1404ページ)
内房女房御返事[白馬白鳥御書](1420ページ)
船守弥三郎許御書[伊豆配流事](1445ページ)
椎地四郎殿御書[如渡得船御書](1448ページ)
弥三郎殿御返事(1449ページ)
減劫御書[智慧亡国書](1465ページ)
三三蔵祈雨事(1468ページ)
蒙古使御書(1472ページ)
妙心尼御前御返事[病之良薬御書](1479ページ)
十字御書(1491ページ)
本尊供養御書(1536ページ)
上野殿御返事[水火二信抄](1544ページ)
上野殿御返事[竜門御書](1560ページ)
上野殿母御前御返事[四十九日御書](1568ページ)
上野尼御前御返事[鳥竜遺竜事](1580ページ)
法華証明抄(1586ページ)
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by siawaseo_anatani | 2013-07-26 17:35 | 資料紹介
まづ、「聖教新聞」昭和32年10月18日付「私の初信当時」欄に掲載されている記事には次のように書かれています。

・・・・・・・・・・・・・
私が信仰したのは、丁度今から十年前の八月二十四日です。
(中略)
 折伏されたのは、前の本部です。
(中略)
 前の本部は会長先生が事業をなさっていらっしゃった二階の八畳と六畳の二間でした。
(中略)
 私はそこで教学部長から折伏された。

・・・・・・・・・・・・・

当時の教学部長は小平芳平氏(故人)で、後に参議院議員を長く務めました。

この記事よりも1年前に出版された本には次のような記述があります。

・・・・・・・・・・・・・・・
生まれは大森のノリ屋です。三歳くらいの時蒲田に移り、それ以後東京に住んでいるわけです。

小学校では栄養不良で三・四回も死にそこない、がんらい体が非常に弱かったんです。

終戦の年には六回目の肋膜をしていましたし、肛門性(コウモンネンパクビラン)のものでのもので、耳や鼻などみんな悪く、血啖が出てたんです。


終戦の反動でなにかやりたいという気持ちがあって、学校時代の友人に誘われて創価学会の本部へ行きました。

その友だちは哲学のいい話があるがこないか、とさそったのです。

私は友人と二人で行ったのですが、三、四十人もいたでしょうか。五時間くらいもそこで締めあげられたのです。

南無妙法蓮華経は嫌いだったので、ずいぶん反対したのですが、理論で破れて信仰しなければいけないということになってしまったのです。

負けたのでシャクにさわってしかたがない。
その時の感じをいえば、理論をうけとめる素地がないからわからない。

それだのに相手は確信を持って話している。こちらは観念的で浮いているような感じがしたのです。そのときの話はこうなんです。

『これから先のこと、二〇年先のことがわかるか。
これから年をとって、その先のなんのために生きたかを考えることになるがそれならば今のうちに考えたらいいではないか。
自分の宿命だけは自分でも知らないではないか。誰が援助しても、社会的に偉くなっても宿命だけはわからない。
宿命は解決できるか、人生一度死ぬではないか。
苦しんで死ぬのはしかたない。この四つの全部がわかっていれば信仰の必要はない。
分からなければ真面目に考えろ。信仰をしろ』というのです。

私はこれに答えられず、信仰すると答えたのです。
それでお題目を唱えろということでしたが、はずかしくてしかたがなかったのです。

友人は入信しないで黙っていました。
それから御本尊をお下げするという話で、私は三〇分間ほどいりませんとがんばったんです

すると幹部の人がなだめて、むりやり私に押しつけました。

家に帰っても三日間はおがまずにほっておきました。

三日目にものすごい雷が鳴って、私の上ばかりでゴロゴロ鳴って私ばかり狙っているように思ったので、そのとき思わず南無妙法蓮華経と口をついて出ました。


そのころはバチがこわかったのです。

前の信者さんたちが牢獄へいったということが気になりました。

全部の宗教に反対するから必然的に弾圧される。

その時はどうしようか、寝ても覚めても考え、やめるなら今のうちがよいと考えました。

三年目の八月に戸田さんの出版に小僧から入りました。

信用組合にも入っていたんですが、アパートに住んで、給与もなく乞食同然で苦しくて仕方なかったんです。

戸田のところへいったからというので、家からは勘当同然でした。


・・・・・・・・・・・・・・・
d0153496_1049841.jpg以上は、

小口 偉一・編
『宗教と信仰の心理学(新心理学講座4)』河出書房
1956年7月15日・発行


からの引用ですが、一読しておわかりのとおり、発言者は池田大作氏です。

『人間革命』第2巻では、蒲田の友人宅で折伏されたことになっていますし、この物語と同じような内容はその後繰り返し活字にされ、池田氏自身も語っています。

つまり、

「蒲田の友人宅」は嘘

「戸田会長に折伏された」は嘘

「その場で即興の詩を述べた」は嘘

「その場で戸田会長を師匠と思った」は嘘

「その場で入信決意した」は嘘

ということです。

嘘を事実であるかのように教える人物や教団がまともであると言えるでしょうか。

これは、「悪口罵倒」ではなく、池田氏の言葉を「文証」とした指摘です。

また、『宗教と信仰の心理学』に記されているように、本尊を「むりやり」「押しつけ」られた段階では「入信決意」すらしていません。

「入信決意」していない者に本尊を「押しつけ」ても、数字の上では折伏成果を計上できるわけですね。

雷ゴロゴロでお題目、まるで幼稚園児か小学生のようですね。

「私ばかり狙っているように思った」

というのは「強迫神経症」の一種のように思えますね。

しかも入ってから、

「やめるなら今のうちがよいと考えました。」

といい、その理由が、

「全部の宗教に反対するから必然的に弾圧される。その時はどうしようか、寝ても覚めても考え、」

てのことだと言うのですから

「ヘタレ」

つまり創価学会的には

「憶病者」

ということになりますねぇ。

何故このような「書き替え」を行なったのかといえば、「師弟不二」を演出し強調したかったということではないでしょうか。

つまり
「選ばれたのは自分だ」
と言いたかったのでしょう。
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by siawaseo_anatani | 2013-06-22 10:47 | 資料紹介
犀角独歩さんが、京都本圀寺に蔵されていた『本迹体一抄』の翻刻をされた。
http://mixi.jp/list_voice.pl?owner_id=14027330&from=navi

独歩さんのブログ

犀の角のように独り歩め
http://blog.livedoor.jp/saikakudoppo/archives/51996386.html

をみていただきたい。

このことがもたらす意味は尋常ではないだろう。
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by siawaseo_anatani | 2013-06-13 18:36 | 資料紹介
「ある対話 1957 戸田城聖 創価学会 日本共産党(01)」
http://siawaseo.exblog.jp/13063217/
より続く。

戸田城聖全集未収録。
編集著作権あり。

・・・・・・・・・・・・
T田  (K山氏の名刺を見ながら)フーン、あんたこれほど偉いとは思わなかったですね。

K山  それほどではないさ、いまはますます、えらくなどないのだよ。

T田  あんた共産党だったな、一ばい飲むか……。

神山  いやいや。共産党は君のところの日興上人じゃないが村八分になっている。

T田  そいつはおもしろいや。おい、ビール持ってこい。……あんた共産党の村八分ですか。おれなんか宗教の村八分だよ。昔から村八分ばかりやられている。……これは御中元でもらったビールだ、遠慮することはないぞ。(笑)ここだって、少しは御中元がくるぞ。
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by siawaseo_anatani | 2012-08-02 14:17 | 資料紹介
『戦後の田中智学論を糾す』
田中智学門下青年協議会

四六判、上製、342ページ、カバー、帯、スピン
平成10年10月13日
発行・田中智学門下青年協議会
発売・展転社


明治から昭和戦前にかけて活動した「日蓮主義者」田中智学について書かれた戦後の論評に対する田中智学門下の反論集。

戦後の論評の多くは田中智学を国粋主義者とかファシストとして批判しており、伝統的な日蓮宗でも田中智学を特異な日蓮理解をしているとして同様の傾向である。

それに対して本書は、田中智学の日蓮理解こそが正しいという立場で多岐にわたる反論を展開している。

小説では帝都物語や宮澤賢治殺人事件、化城の昭和史などが俎上にのっている。

宗教に関心がなくても近現代史に関心のあるむきにはおすすめできる1冊である。

もちろん、日蓮系の者にとっては必読である。

数ヶ所に創価学会に関する言及もある。

なお、荒俣宏氏はd0153496_1482175.jpg『本朝幻想文學縁起』(工作社・集英社文庫)や『99万年の叡智』(平河出版社)d0153496_134420.jpgで、日蓮と近現代の日蓮関連の運動についてきわめて興味深い考察を試みている。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【内容】
はじめに(相澤宏明)/1
目次/6
第1部 管見・宗学界/9
中濃教篤『近代日蓮教団の思想家』/10
田村芳朗『日蓮―殉教の如来使―』/31
茂田井教亨『日蓮その人と心』/46
渡辺宝陽+北川前肇『日蓮のいいたかったこと』/60
戸頃重基『日蓮教学の思想史的研究』/77
家永三郎『中世佛教思想史研究』/93
古河良晧「田中智学著『宗門之維新』を読んで」/105
第2部 管見・思想界/147
吉田司『宮沢賢治殺人事件』/148
寺内大吉『化城の昭和史』/183
丸谷才一・山崎正和「近代日本と日蓮主義」/204
山口昌男『挫折の昭和史』/215
笠井正弘「仏教とナショナリズム」/235
荒俣宏『帝都物語』/250
第3部 雑纂/261
『事典』に見る田中智学像/262
『事典』に見る明治節/279
結集と先駆の二十年・門青協歴代委員長は語る/295
田中智学先生関連年表/311
田中智学門下青年協議会の歩み/325
田中智学先生著作一覧/334
あとがき/338
初出一覧/341
執筆者略歴/342
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by siawaseo_anatani | 2012-03-26 01:34 | 資料紹介
 天竜も諸君らの熱誠にこたえてか、昨日までの嵐はあとかたもなく、天気晴朗のこの日を迎え、学会魂を思う存分に発揮せられた諸君ら、またそれにこたえるこの大観衆の心を、心から喜ばしく思うものであります。
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 さて、今日の喜ばしさにひきかえて、今後とも難があるかもしらん。
あるいは身に攻撃を受けようかとも思うが、諸君らに今後遺訓すべき第一のものを本日は発表いたします。

 まえまえから申しているように、次の時代は青年によってになわれるのである。
広宣流布は、われわれの使命であることは申すまでもないことであり、これはぜひともやらんければならんことであるが、今、世に騒がれている核実験、原水爆実験にたいする私の態度を、本日、はっきりと声明したいと思うものであります。
いやしくも、私の弟子であるならば、私の今日の声明を継いで、全世界にこの意味を透徹させてもらいたいと思うのであります。

 それは、核あるいは原子爆弾の実験禁止運動が、今、世界に起こっているが、私はその奥に隠されているところの爪をもぎ取りたいと思う。
それは、もし原水爆をいずこの国であろうと、それが勝っても負けても、それを使用したものは、ことごとく死刑にすべきであるということを主張するものであります。

 なぜかならば、われわれ世界の民衆は、生存の権利をもっております。
その権利をおびやかすものは、これ魔物であり、サタンであり、怪物であります。
それをこの人間社会、たとえ一国が原子爆弾を使って勝ったとしても、勝者でも、それを使用したものは、ことごとく死刑にされねばならんということを、私は主張するものであります。

 たとえ、ある国が原子爆弾を用いて世界を征服しようとも、その民族、それを使用したものは悪魔であり、魔物であるという思想を全世界に広めることこそ、全日本青年男女の使命であると信じるものであります。
願わくは、きょうの体育大会における意気をもって、この第一回の声明を全世界に広めてもらいたいことを切望して、きょうの訓示にかえるしだいであります。

「原水爆使用者は死刑に」
『戸田城聖先生 講演集 下』(昭和36年10月12日、初版、創価学会発行)p.p346~348

・・・・・・・・・・・・・・・・
文中で、戸田城聖氏は、2度も、
「ことごとく死刑にすべきであるということを主張する」
「ことごとく死刑にされねばならんということを、私は主張する」
と強く述べています。

通常、繰り返しというのは、最も強調したいところで使うものです。

現在の創価学会では「死刑廃止」が路線のようですから、この戸田城聖氏の
「遺訓すべき第一のもの」
も、換骨奪胎されてしまっているようです。

また、文章も現在、創価学会でふつうに知られている文言とは違っています。
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現在知られているものは、ひらがなを漢字に直すなどは許容範囲ですが、戸田城聖氏が発言していないことを勝手に付け加えていたり、話し言葉を書き言葉に修正したりしています。

ささいな「書き替え」ではありますが、書き換えられたものを戸田城聖氏の言葉だと思っている創価学会員さんたちは注意していただきたいと思います。

なお、現在知られているものは、著作権法に違反し戸田城聖氏の死後50年以内に書き換えられているものです。

なお、文章「抜粋」の画像は、2011年9月7日付の『創価新報』からのものです。
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by siawaseo_anatani | 2011-09-08 12:31 | 資料紹介
全集未収録。
編集著作権あり。


・・・・・・・・・・・・
K山 あんたと僕とは同じところにはいっていたのだね、巣鴨に……。

T田 私は昭和十八年の七月六日から二十年の七月三日までおりました。
先生は……。

K山 僕は十七年からいた。

T田 それはずいぶん早いんだな。

K山 あんたは何舎にいたの。

T田 僕は二舎。
二階の三十二房だ。
独房ですよ。

K山 あんたの下に僕はいたんだ。
あんたがたの北側に宮本顕治がいたんだよ。

T田 いた、いた、あれはいばっていたよ。
どんな貴族さんがここにいるのかと思ったよ。
大島の着物を着て散歩していやがるのだよ、なんて偉い人かしらと思ったよ。

K山 おれは君の下にいたが……。
おれはあんたの「人間革命」という小説を読んだが、あんたの記述はずいぶん違っているよ。
警視庁の一房の間取りなんかも勘違いしている。

T田 それは勘違いなんかしてはいないのだよ。
小説というものは……。

K山 そうそう、そういって逃げるだろうと思った。

T田 あんなもの、ほんとうに書いたらおかしくなるよ。
ところであんた何悪いことをやったの……。

K山 治安維持法違反の親玉だよ。

T田 僕も治安維持法……。

K山 君は不敬罪がくっついていたろう。

T田 それはくっつくよ。
しょうがないよ。

K山 そういう点で、あんたと腐れ縁があるね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ある対話 1957 戸田城聖 創価学会 日本共産党(02)」
http://siawaseo.exblog.jp/16552257/
に続く。
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by siawaseo_anatani | 2011-03-06 19:55 | 資料紹介
『現代宗教研究』の42号と別冊の『宗教法人の公益性を考える』が発刊されました。

所報はA5判603ページ、別冊はB5判78ページ。

今回の所報には、

小瀬修逹「調査報告 妙満寺伝承塚原三昧堂跡と日蓮正宗建立塚原跡碑の調査報告」

早坂鳳城「『六巻抄』の構造と問題点(五)「依義判文抄」を通して(その一)」

黒木報源「宮崎県の富士門流について」

などが掲載されています。

小瀬氏の調査報告は、犀角独歩さんの板漫荼羅研究にも言及されています。

別冊には

島薗進「宗教法人にとって公益性とは何か」

長谷川正浩「公益法人制度改革の現状と展望」

参考資料が収録されています。

島薗氏は創価学会と公明党の関係について問題ありと述べられています。

お勧めの2冊です。
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by siawaseo_anatani | 2009-01-30 12:50 | 資料紹介
  日 隆 上 人

 上人の御在位中にお目通りしたことはないが、雄治を伴つて御大会に登山する途中汽車の中で図らずもお目にかかつた。気がついたのが丹那トンネルを出てからで、車中乗客は四・五名であつたから上人は熱海あたりで御乗車になつたのではないかと今から思い出される。御挨拶に出て少時お話して自席に戻ると、三島駅でつと御立ちになつた上人がわざわざ私の所へ御運びになり「此処で降りますから」と仰せられて下車遊ばされた。私は本山に御出仕になることとばかり考えていたので吃驚してしまつた。その節上人は御大会にはお見えにならなかつた。勿論それは御隠居後のことである。その後腎臓病で常泉寺に御静養中一度お見舞に上がりお目通りしたことがある。
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by siawaseo_anatani | 2008-04-22 03:44 | 資料紹介