FBI(笑)Oh My Buddaha !・直接間接を問わず、関係・関連することがらを含めメモしていく。過去の記事も加筆訂正することがある。


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創価学会攻防史の研究05未掲載分05
「前書き」ならぬ「前聞き」
(承前)

○いま「戸田学会」「池田学会」という言い方をされましたが、それについて聞かせてください。
●戦前の創価教育学会時代は牧口常三郎初代会長、戦後は戸田城聖の性格を、そのときどきにおいてそのままダイレクトに反映した行動原理を有していました。
 それは創価学会の第三代会長に池田大作氏がなってからも同様でした。
 池田氏が会長を辞任し名誉会長となり、第四代会長に北条浩氏(故人)が就任したとき、日蓮正宗の僧侶やマスコミ、そして一般のひとびとも創価学会から「池田色が消える」と思ったようですが、わたしたちはそういった観測を一笑に付して、「池田学会はそのまま不変である」と主張していました。
信仰的には牧口氏と戸田氏は事実上「同志」、せいぜいのところ入信時期の半年の差で「兄弟弟子」でしかありませんでした。
 しかし教育者としては二人のあいだには師弟関係が成立しており、それがそのまま信仰の世界に横滑りしたために創価学会では「師弟」の関係が絶対的なものとなってしまったのです。
戦後、戸田氏が第二代会長になった際、牧口門下生つまり戦前からの会員のなかには、戸田氏を第二代会長に推戴しようという署名簿に記名しなかった者も少なくありませんでした。
 かれらの多くは学会から離れ、日蓮正宗の寺院の信徒となり後に法華講に属していったのです。
牧口門下生にとって師は牧口常三郎ひとりであり、戸田氏は牧口氏の片腕とはいえ、彼らと同じ牧口氏の弟子でしかなかったのです。
 つまり先輩がいきなり師になるという事態に牧口門下生たちは戸惑いと反発を覚えたことでしょう。
 そして創価学会に残った牧口門下生は、戸田会長実現の実行部隊となった青年部の台頭によって次第に影響力もなくしていくことになりました。

 亡くなった北条浩第四代会長は、信仰暦では池田氏よりも古く、戦前の牧口時代の入会でした。
 北条氏は日蓮正宗の伝統的信徒組織である法華講から創価学会に移籍し、池田氏の先輩といっていいわけですが、年齢的に池田氏よりわづかに若く、戸田時代には池田氏の後輩的な位置にありました。
 年齢的には若いけれども、法華講から創価教育学会そして戦後の戸田時代を経験した北条氏が、池田氏を先輩そして師匠としてたてた事実はかなりの影響を学会員に与えたと思われます。
つまり、いったん結んだ師弟関係はたとえ師が現役を退いたとしても不変不動のものであるという組織原理は生きており、いくら会長が変わろうとも、池田氏の生きているかぎり創価学会の師は池田氏ただひとりということです。
それはまさにユダヤ教やキリスト教における「契約」にも匹敵する性質のものなのです。
 じじつ、創価学会は先年の変更した会則の「前文」で、
「 (牧口・戸田・池田という)「三代会長」に貫かれる師弟不二の精神と広宣流布実現への死身弘法の実践こそ「学会精神」であり、永遠の規範である。」
と成文化しました。
 現在の創価学会では、北条浩第四代会長も秋谷栄之助第五代会長も相対化され「師」ではないということです。
 現在では牧口門下生も戸田門下生もほとんど残ってはいませんから、実質的に「師」となるのは池田氏だけ、池田氏こそが「永遠の師」ということになります。
 ここにおいて、池田氏が存命の段階で創価学会の実質的「指導者」、「永遠の」「師」(外部からは実質的支配者と見えますが)であることが確定し、会則という公式文書に明記されたということは、創価学会内部において池田氏は、日蓮聖人と並ぶ存在になったといえるわけです。

 もちろん次期カリスマが登場すれば、その人物が新たに「師」となるとは思います。
 第六代会長になった原田稔氏が「師」になれるかどうかは疑問です。
 SGIについては、現状では池田香峯子さんが次期会長となり、長男の博正氏へバトンタッチという図式を考えているのではないかと思われますが、すんなりと事が運ぶかどうか、これも疑問だと思います。
いうまでもないことですが、創価学会は数百年の歴史を持つような伝統仏教教団ではありません。
 その権威の拠り所を日蓮正宗に求めたところで所詮それは借り物に過ぎず、独立した一個の組織としては歴史の短いものであり、組織を維持するための求心力は組織の最高指導者の存在に向けるしかないわけですから、創価学会という組織自体が常に「師」を必要としているということになります。
 現在の創価学会、つまり「池田学会」の「師弟論」は戸田時代よりも強固なものとなっており、それが本尊や血脈の問題さえも等閑視させているといっていいでしょう。(つづく)
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by siawaseo_anatani | 2008-09-23 22:48 | 創価学会攻防史
創価学会攻防史の研究04未掲載分04
「前書き」ならぬ「前聞き」(承前)

○「池田後」の創価学会が、分裂も弱体化もしないという考えには意表をつかれました。

●分裂というよりも分化することはあるかもしれません。

それは国内の学会組織ではなく、SGI(創価学会インタナショナル)についてのことですが。

このことについては機会を改めて触れたいと思います。

じつは、池田氏の前に、戸田氏がやはり牧口常三郎初代会長の権威を借りつつ換骨奪胎して、牧口学会であった創価教育学会を創価学会=戸田学会にしたのです。

しかも戸田氏が学会を再建しようとしたときは、組織もほぼ壊滅状態にありました。

そのときに戸田氏がとなえたのが創価学会流の「師弟論」でした。

牧口会長亡き後、生き残った会員たちに対して、「牧口会長の弔い合戦」をすることを宣言したわけです。

「弔い合戦」をしなければ「卑怯者」「裏切り者」になってしまう、自分が「卑怯者」「裏切り者」でないことを証明するためには次々と折伏をして学会を再建しなければならない、そうしなければ「牧口会長の弟子」ではない、というわけです。

「牧口会長の弟子ではない」ということは「日蓮大聖人の弟子でもない」ということになってしまう、ここが創価学会流「師弟論」の本質かつ淵源なのです。

ただし、じつは牧口氏と戸田氏の間に、信仰上の師弟関係はありませんでした。

牧口氏と戸田氏の師弟関係は「教育分野」のものです。

それを信仰上の師弟関係であるかのようにスライドさせたのは戸田氏自身でした。(つづく)
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by siawaseo_anatani | 2008-09-22 09:03 | 創価学会攻防史

小樽問答・全記録 001

d0153496_1512938.jpg
小樽問答は日蓮宗と創価学会によって行なわれた「法論」です。

以下は、日蓮宗現代宗教研究所所報『現代宗教研究』掲載のために私が反訳した元テキストです。

『現代宗教研究』掲載のものは、手が加えられていてニュアンスがことなります。

 本稿は、日蓮宗妙龍寺所蔵の録音を、可能な限り忠実に反訳したものである。反訳とは録音されたものを文章化するこという。

d0153496_2104942.jpgこれまでに創価学会は『小樽問答誌』という書名で昭和三十年五月に反訳を出版しており、昭和三十七年にも増補改訂版を出版している。

d0153496_211475.jpg 日蓮宗では、『みのぶ』誌の昭和三十年四月号で特集したが討論会のもようは要約抜粋であった。

 また討論当事者であった長谷川義一師が昭和三十一年三月に『小樽問答の眞相』という冊子を出版されたが、記録と記憶をもとに所感を述べられたもので、これも討論会の忠実な再現ではなかった。

 創価学会の『小樽問答誌』は討論会のほぼ全体を掲載してはいるが、発言が修正されていたり創価学会に都合の良い注釈が加えられるなど編集が施されており、読むさいにはかなりの注意が必要である。

 本稿は、以下のルールにより、反訳した。

一、マイクを通していない登壇者以外の声は、ヤジとして( )の中に記した。

一、 文中、三ヶ所テープ交換のために音が入ってないところがあるが、(音が消える)(音が入る)と記し、『小樽問答誌』から該当する箇所を補った。

一、 一般質問者の氏名もわかる範囲で記した。

一、 文中、必要に応じて ( )の中に注を記した。


  登壇者略歴

日蓮宗代表

  室住一妙・新潟県出身、立正大学卒業、身延山短期大学身延山高等学校勤務。

  長谷川義一・東京妙顕寺、日蓮宗東京北部布教師会長、元立正大学教授。

創価学会代表

  小平芳平・大正十年八月十三日長野県に生る、昭和二十二年中央大学法学部卒業、昭和十六年十月入信、当時、創価学会教学部長・教学部教授・大白蓮華編集長。のち公明党参議院議員。

  辻 武寿・大正七年四月三日埼玉県に生る、昭和十三年東京府豊島師範学校卒業、昭和十五年七月入信、当時、創価学会青年部長・教学部教授・蒲田支部幹事。のち公明党参議院議員、創価学会副会長・參議会議長。


  司会者
日蓮宗・松井義海

創価学会・池田大作


  一般質問者

日蓮宗(質問順)
  小松智元・苫小牧法華寺
  望月都区英
  三和連城・余市法華寺
  水野英嶺・川上妙巌寺

創価学会(質問順)
  龍登
  細井精道(日蓮正宗僧侶、後に66世法主)
  龍年光
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by siawaseo_anatani | 2008-09-22 02:13 | 小樽問答
今回の総選挙は投票日当日の出口調査は全く参考にならないでしょう。

組織として全国的に「期日前投票・不在者投票」を基本とするようです。

さらに、Fつまり友人票についても「できる限り期日前に済ませる」ように徹底する方針とのこと。

「投票日当日はFの連れ出しやピストン輸送、さらには拠点での唱題会で忙しいから投票する時間がもったいない」

これは制度の悪用ではないでしょうか。

「考える前に投票しろ、投票させろ」

これのどこが公明なのかわかりません。

○考えて結論を出す。

○選択の自由。

よく考えて投票をしましょう。

創価学会員が投票依頼をしてきたらしっかりとした態度で断りましょう。
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by siawaseo_anatani | 2008-09-11 08:55 | 政治